『実践ビジネス英語』でアメリカを覗き見('19/2/27) ~暗黙のルールいろいろ(続き)~
『Unwritten Rules(暗黙のルール)』(4)
1.アウトライン
前回に続きビニュエット(短い場面)の中の登場人物たちが思いついた暗黙のルールいろいろ。
1)「おせっかいな忠告はしない」→相手から率直な批判を求められても慎重に。
2)「本音と建て前を見極める」→あるCEOの「自分の部屋のドアはいつも開いているので
いつでも会いに来なさい」という言葉を真に受けて行ったら追い出された。
3)「人が喋っている最中にその話をさえぎらない」
2.今日の「へ~!」
上記の例は全て日本でも「あるある」。1)の例で、率直に批判したらキレられたり、
2)の例も対外的にイイ恰好しいのCEOにありそうな話。
3.今日の私のWords & Phrases
〇『know better than to…』 …しない方が良いとわかっている
・We know better than to offer unsolicited advice.
= 私たちはおせっかいな忠告はしない方が良いとわかっている。
〇『tread carefully』 慎重に行動する
『tread on someone's toes』 (人)の感情を損ねる
tread は「踏む、歩く」の意
〇『take someone at his word』 (人)の言葉を真に受ける
・I took him at his word,and got the bum's rush when I went to his office.
=私は彼の言葉を真に受けて彼の事務所に行ったら追い出された。
4.Word Watch :
『true feelings versus a façade』=「本心 対 うわべ」 、「本音と建て前」
façadeはフランス語(ファサード)。建物の正面の意味。そこから転じて外見/うわべの
意味に。
5.Quote ...Unquote
毎日、いろんな人の、いろんな金言、格言を紹介してくれます。
今日は、
・War is too important to be left to the generals.
by Georges Clemenceau.(French journalist)
将軍たちにまかせておくには戦争はあまりに重大だ。
~~~ おしまい ~~~